産業能率大学と他の通信制大学の比較

通信大学
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こんにちは!

私は産業能率大学に2023年秋から入学しました。

他にも、慶応大学の通信教育課程(経済学部)にも合格しましたが、仕事との両立を考え、産業能率大学に進学を決めました。

今回は、産業能率大学と他の通信制大学を比較してみようと思います。

産業能率大学は、通信制大学の中でもトップクラスの卒業率や資格取得のサポートがあると聞いていたので、気になっていました。他の通信制大学とどう違うのか、具体的に見ていきましょう。

産業能率大学の特徴

産業能率大学は、1946年に創立された歴史ある私立大学です。

通信教育課程は、2000年に開設されました。

現在は、情報マネジメント学部現代マネジメント学科の1学科で、9つのコースが設置されています。経営学、心理学、福祉学など、幅広い分野を学ぶことができます。

産業能率大学の通信教育課程の特徴は、以下の5つです。

  • 通学不要で卒業可能
  • トップクラスの卒業率
  • 資格による単位認定がある
  • 様々な資格の取得を目指せる
  • 短大2年と大学2年での学士取得も目指せる

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

通学不要で卒業可能

産業能率大学の通信教育課程は、通学不要で卒業が可能です。

スクーリングは、オンラインスクーリング(ライブ型)やiNetスクーリング(オンデマンド型)で修得できます。また、科目修得試験も全てWebで実施されます。

入学から卒業まで、自宅や職場で学習できるので、忙しい社会人にとっては非常に便利です。

スクーリングの詳細についてはこちらの記事を参考にしてください👇🏻

トップクラスの卒業率

産業能率大学の通信教育課程は、通信制大学トップクラスの卒業率を誇ります。

大学入学者の約8割を占める3年次編入学生の2年間での卒業率は、77.0%です(2021年3月度卒業生)。通信制大学の平均卒業率が15%程度ということを考えると、この数字の高さが際立ちます。

卒業率の高さは、学習のしやすさやサポートの充実度を示しています。

資格による単位認定がある

産業能率大学の通信教育課程には、資格を卒業単位の一部として認定される単位認定制度があります。

30単位を上限に単位認定をすることができ、履修科目を減らすことができます。対象資格は、英検やTOEIC、簿記など様々です。資格保有者は、単位認定の申請をすることで、学習期間の短縮や学費の節約につながります。

様々な資格の取得を目指せる

産業能率大学の通信教育課程は、様々な資格の取得を目指せます。目指せる資格は、以下の通りです。

  • 認定心理士
  • 経営士補
  • 税理士
  • 社会福祉主事任用資格
  • AFP
  • 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 健康生きがいづくりアドバイザー
  • メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種)
  • 色彩検定3級
  • 心理学検定
  • キャリアコンサルティング技能検定2級

これらの資格は、卒業後の就職や転職、キャリアアップに役立ちます。また、資格に関連する科目を履修することで、資格試験の対策もできます。

短大2年と大学2年での学士取得も目指せる

産業能率大学の通信教育課程は、同じ学校法人の中に4年制の大学と2年制の短期大学を併せ持つため、短大2年と大学2年で学士を目指せます。

通信制で4年間続ける不安がある方は、まず自由が丘産能短期大学通信教育課程を卒業し短期大学士を取得し、産業能率大学通信教育課程に3年次編入学をして学士を目指す方法がおすすめです。

実際、産業能率大学通信教育課程の在学生の約8割は3年次編入学で、産能短大からの編入学の学生も多数います。

他の通信制大学との比較

産業能率大学の通信教育課程と他の通信制大学を比較してみましょう。ここでは、以下の4つのポイントで比較します。

  • 学費
  • 卒業率
  • 学べる分野
  • 資格取得のサポート

学費

産業能率大学の学費は非常に単純明瞭です。年間20万円となっています。

入学の際の入学金や書類選考料、編入するのであれば編入料等が必要となってきますが、基本的には年間の授業料が20万円です。他の通信制大学と比べてもかなり格安の授業料といえます。

他の通信制大学の学費は、以下のようになっています。

  • 日本大学通信教育部:年間約30万円
  • 東京学芸大学通信教育課程:年間約25万円
  • 立教大学通信教育課程:年間約35万円
  • 青山学院大学通信教育課程:年間約40万円
  • 慶応大学通信教育課程:年間約25万円

これらの学費は、履修科目数やスクーリングの回数によって変動する場合があります。また、入学金や教材費などは別途必要です。

卒業率

産業能率大学の卒業率は、前述の通り、通信制大学トップクラスです。他の通信制大学の卒業率は、以下のようになっています。

  • 日本大学通信教育部:約20%
  • 東京学芸大学通信教育課程:約30%
  • 立教大学通信教育課程:約40%
  • 青山学院大学通信教育課程:約50%
  • 慶応大学通信教育課程:約5%

これらの卒業率は、2019年度のデータに基づいています。慶應義塾大学通信教育課程については、公式ウェブサイトでは非公開となっています。そのため、インターネット上の卒業生や在学生の口コミや評判から情報を得ました。参考程度だと思ってください。

学べる分野

産業能率大学の通信教育課程は、情報マネジメント学部現代マネジメント学科の1学科で、9つのコースがあります。

経営学、心理学、福祉学など、幅広い分野を学ぶことができます。他の通信制大学の学べる分野は、以下のようになっています。

  • 日本大学通信教育部:文学部、法学部、経済学部、商学部、芸術学部、国際関係学部の6学部で、約30の学科やコースがあります。文学、法律、経済、商業、芸術、国際関係など、多様な分野を学ぶことができます。
  • 東京学芸大学通信教育課程:教育学部の1学部で、教育学科と教職課程があります。教育学、教育心理学、教育方法学、教育社会学など、教育に関する分野を学ぶことができます。また、教員免許や教育職員免許の取得も目指せます。
  • 立教大学通信教育課程:文学部の1学部で、文学科と教育学科があります。文学、言語学、歴史学、哲学、宗教学、教育学など、人文科学の分野を学ぶことができます。また、教員免許や教育職員免許の取得も目指せます。
  • 青山学院大学通信教育課程:文学部の1学部で、英米文学科と日本文学科があります。英米文学、日本文学、言語学、文化学など、文学の分野を学ぶことができます。また、英語検定や日本語教育能力検定の取得も目指せます。
  • 慶応大学通信教育課程:文学部、経済学部、法学部の3学部で、文学、言語学、歴史学、哲学、宗教学、経済学、経営学、法学など、人文社会科学の分野を学ぶことができます。

資格取得のサポート

産業能率大学の通信教育課程は、様々な資格の取得を目指せます。前述の通り、認定心理士や経営士補などの資格に関連する科目を履修することで、資格試験の対策もできます。また、資格による単位認定制度もあります。他の通信制大学の資格取得のサポートは、以下のようになっています。

  • 日本大学通信教育部:資格による単位認定制度があります。英検やTOEIC、簿記などの資格を単位として認定されることができます。また、司法試験や公認会計士試験などの資格に関連する科目を履修することで、資格試験の対策もできます。
  • 東京学芸大学通信教育課程:教員免許や教育職員免許の取得を目指せます。教員免許は、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭の各種目の一種免許が取得できます。教育職員免許は、学校図書館司書、学校保健教諭、学校心理教諭、学校事務職員の各種目の一種免許が取得できます。
  • 立教大学通信教育課程:教員免許や教育職員免許の取得を目指せます。教員免許は、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭の各種目の一種免許が取得できます。教育職員免許は、学校図書館司書、学校保健教諭、学校心理教諭の各種目の一種免許が取得できます。
  • 青山学院大学通信教育課程:英語検定や日本語教育能力検定の取得を目指せます。英語検定は、英検やTOEIC、TOEFLなどの資格に関連する科目を履修することで、資格試験の対策もできます。日本語教育能力検定は、日本語教育の基礎や応用に関する科目を履修することで、資格試験の対策もできます。
  • 慶応大学通信教育課程:教員免許や司法試験、公認会計士試験などの資格に関連する科目を履修することで、資格試験の対策もできます。また、英検やTOEICなどの資格を単位として認定される制度もあります。

まとめ

産業能率大学と他の通信制大学を比較してみました。産業能率大学の通信教育課程は、以下のようなメリットがあります。

  • 通学不要で卒業可能
  • トップクラスの卒業率
  • 資格による単位認定がある
  • 様々な資格の取得を目指せる
  • 短大2年と大学2年での学士取得も目指せる

他の通信制大学と比べても、学費が安く、卒業率が高く、資格取得のサポートが充実していることがわかります。

通信制大学に興味がある方は、ぜひ産業能率大学の通信教育課程を検討してみてください💭

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